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話し方講座の授業風景から。

「ハライノキレイナ、XX株式会社です。」 と、Eさんからスピーチの口火が切られたとき、みんな、「はぁ?」と思った。

自社紹介トレーニングでのひとこま。
「チリでもつもってるの?」 「原井野という場所?」
すかさず聞いてみた。

「みんな何かわかった?」
「全然!」

つまりは、「お金の支払いがいつもきっちりしている」という意味だったんです。 その人の頭の中には「払いのキレイな」とインプットされてるけど、聞くほうは「ハライノキレイナ」。 単なる音の羅列。

どうして「支払いは遅れたことがありません!」と言わないんだろう?

人前で話す時、人は独りよがりになる。話す内容のことでアタマがいっぱい。どう伝わるかなんて考えていない。 特に原稿を用意したりすると。原稿は書き言葉になることが多い。つまり、「一般的なはなし言葉の使い方」じゃない。

例えば、こう言うとわかりやすいかな?「一般的語彙の適応逸脱」と書かれた原稿、これを読むと「イッパンテキゴイノテキオウイツダツ」と聞こえるのみで、聞き手は字が見えないことをわかっていない。 また、滑舌が悪いとそれも自体も聞こえないんだ。

だから原稿を書くのはすすめない。要点メモはいいけど。書いてしまうとそれは書き言葉になってしまう。 そしてしゃべる時に心が原稿に集中してしまって、聞き手に伝えようとはしなくなるんだ。

「わかってくれている?」、「わかってくれている?」
絶えず聞き手の目を見てチェックしながら話そう。 そうすると語りかけることになるから。




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