|
|
 |
授業で「私の好きな科目」について即興スピーチしよう、と言った。
|
だいたいみんな「私は〜の科目のこんなところが好きです。」とか、「こんなきっかけで、〜が好きになりました。」とかいうのがほとんど。内容自体、あま り差異はない。どう話すかの勝負。
で、最後に手をあげた人が、「私は何も好きな科目はない。とにかく勉強するだけで思い入れはない。」と言って、あと、なぜ好きになれないかという理屈をいろいろ。「だから今でもただ物事をやるだけです。」とフツーに言う。もともと、ちょっと感情を表せない人だし。その人に改めて聞いてみても本当に好きな科目はないのでどう言えばいいかずっと悩んでたという。聞いている人は、「へぇ〜」っていう感じで聞いていた。
これはどうだろうか。感動を生むことは絶対ない。むしろ「ひとつくらいなんか好きな科目あるだろうよ!」って反感を買うくらい。
しかしこう言えばどうだろう。「私は何も好きな科目はない。昔からとにかく勉強するだけでした。」「ですが、今は自分の目の前にある問題に一生懸命取り組む。」「だから毎日が好きな科目です!」
内容は全く同じだ。違う点は何か? それは「視点」。前者は、「好きな科目もない私はダメなんだ」。後者は、「好きな科目はないけれど、それが私の素晴らしいところ!」
人前に出たら、ウソでもいいから「良い視点」を見つけて話そう。そう思ったら思えるものだ。大前提―。誰も暗い話なんか聞きたくない。
もうひとつ、良いスピーチにするコツ。ちょっとカッコつけるくらいの「普通でない言葉の使い方」で締めくくろう。「毎日が私の得意科目です!」っていうように。
もちろん、メリハリを付けて、宣言するくらいに声を高めよう。
恥ずかしがるな。あなたが恥ずかしがると聞き手は恥ずかしい。堂々と前に出よう。ちょっとした違い。
絶対拍手は来る。
(想像してみよう。「まぁ〜、毎日が得意科目ってもんですかねぇ〜」と言うと、「カッコつけんなよ!」って声が絶対上がる。逆に「毎日が私の得意科目で
すっ!」って言い切ると、「おおっ〜」ってなる。「保証するっ!」・・・「おおっ!」って言って!)
|
|