◆例えば・・・、「アメリカの展示会に新商品を出展する。」
10月6日(火)
M社より、アトランタでスポーツ用品の展示会SGMAスーパーショーが来年2月に開催されるので出展できるよう手続きを取ってくれとの依頼がある。アメリカ領事館商務部に予約を取りSGMAを検索、事務局の電話番号を探し出す。アトランタと日本の時差は、14時間。現地の朝9時は日本の夜11時。その時を狙って電話をする。交換を通じて担当者につないでもらうとそれは留守電。突然の「メッセージを入れて下さい。」に戸惑いながらも(日本語でもいきなりは困る)、当方の自己紹介、ファックス番号を言い概要を送ってくれと録音する。
10月7日(水)
朝9時。 ファックスが来ていない。夜まで待ってまた電話しよう。午後11時、再度電話。今度はちゃんとつないでもらおうと、こちらは日本の・・・」と昨夜と同じ自己紹介。「その担当はリンさんなので、その人につなぎます。」と、まわされたらこれまた留守電!「昨日、電話したもので・・・。必ずファックスで概要を送って下さい。」と録音する。(アメリカの大企業では担当者の留守電、または保留電話は常識。)
10月8日(木)
ファックスは来ていない。
いったいどうなっているんだ!
「そうだ。 こっちからファックスを送ってやろう。」夜、また電話。交換嬢に怒ってもしょうがない。穏やかにファックス番号を聞く。原稿をタイプ。「リン」は一般的な"Lynn"か。女性かな。待てよ、男のリンもある。姓かも知れないぞ。ええい、単に
"Dear Lynn"としておこう。M社の英文記事を添付して、「いったい、どうなってるんだ!!」と怒鳴りたいのをおさえて、「どのように取り扱われているのでしょうか」と書く。怒らせたらおしまい。
10月9日(金)
朝。また来ていない!「よーし、こうなったらとことんやってやる!」インターネットでSGMAを検索。トップページには簡単にたどり着けるが、その後にだらだら資料が何画面も。検索続けること約1時間。やっと担当スタッフのEメール一覧のページに出くわす。リンという名はない。しかし展示会担当が2名いる。「この人間に出そう。」 これまでの経緯を延々と書き、2人にEメールを送る。
10月12日(月)
メールを出した1名から、Lynn
---が担当者で(スペルはあっていたが、Mr.かMs.かは書いていない)、メールアドレスと共に連絡させると書いてある。やった!!早速、Lynnにメールを出す。
10月13日(火)
Lynnからメールが届いている。電話、ファックスにこちらの住所がなかったと言訳。嘘つけ。ファックスにちゃんと書いてあるだろ。すぐ申込み資料を郵送するとのこと。やれやれ。
10月19日(月)
週明け、分厚い資料が届いた(これはファックスでは無理だな。)やった!! さあ次の作業だ。
◆教訓:日本の1日は、アメリカの14日。
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